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ペルネブの墓

Old Kingdom
ca. 2381–2323 B.C.
On view at The Met Fifth Avenue in Gallery 100
ペルネブは、国王の正装を担当した宮廷の役人でした。彼の墓の上部構造は、中庭から玄関を通り捧げ物をする部屋に入る構造で、部屋には壁画が描かれていました。部屋の中には、象徴的に死者と接することのできる、様式化された戸口のくぼみ(いわゆる偽扉)があります。装飾された供え物用の部屋だけでなく、中庭と、ペルネブの肖像を収めた付属の部屋もメトロポリタン美術館に収蔵されており、美術館のコレクションにおいて、このような完全な墓の複合体の所有は、珍しい例となっています。

Artwork Details

Object Information
  • 題: ペルネブの墓
  • 時代: 階段ピラミッドの北側、古王国第5王朝、イセシまたはウニスの治世
  • 月日: 紀元前2381年–前2323年頃
  • 地理: サッカラ
  • 手法: 石灰岩、塗料
  • 寸法: 4.82 m
  • 提供者: エドワード S. ハークネス寄贈、1913年
  • 受け入れ番号: 13.183.3
  • Curatorial Department: Egyptian Art

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Cover Image for 101. 館長によるツアー、1階: ペルネブの墓

101. 館長によるツアー、1階: ペルネブの墓

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この石灰岩の石造物は、4500年ほど前の古代エジプトに私たちを連れ戻してくれます。ペルネブという名の、高い地位についていた役人の墓で、サッカラと呼ばれる古代の墓地にあったものです。 墓の中に入ると、両側にペルネブの描写がある大きな出入り口を見ることが出来ます。この出入り口を通り抜けると、礼拝堂に足を踏み入れることになります。かつて、ペルネブの親族も同じことをしたはずです。 実際の埋葬地は地下にあり、いったん葬儀が終わると、中に入ることはできませんでした。この地上の建物は、家族や僧侶が死者のための祈りをささげ、お供えをした場所です。これは、ペルネブが来世で必要とすると思われる品々を供えるためでした。 ぎっしり詰まった装飾をご覧ください。牛が屠殺されている様子や、供え物を運ぶ人々が様々な食料を運ぶところが見えます。 これらの画像は魔法のように動き出し、死者に絶えることなく食料を提供すると信じられていました。 エジプト人は、死後も命が続くと信じ、この信仰を反映する素晴らしい美術品や建物の数々を作り出しました。

ペルネブの墓は、エジプト美術のコレクションとしては、エジプト国外で最大のものとされており、メトロポリタン美術館のエジプト美術コレクションへの入口となっています。ペルネブの墓は、エジプト考古局により発掘され、1913年に、メトロポリタン美術館がエジプト政府から購入しました。その後、当美術館がエジプトからニューヨークへ運搬し、1916年からこのギャラリーで展示しています。

次の展示物は、メケトレの墓から発掘された古代の模型です。 ペルネブの墓を出て左へ曲がり、エジプト美術ギャラリーを通って右手にある、カーペットが敷かれた部屋へ向かって下さい。

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