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ツタンカーメンの頭部とアムン神の手

New Kingdom, Amarna Period
ca. 1336–1327 B.C.
On view at The Met Fifth Avenue in Gallery 121
ツタンカーメンを表したこの頭部の後ろにアムン神の手が残ることから、元々の数対の彫像からなる作品において、アムン神の座像 の前に小さなファラオ像が立っていたと考えられています。ツタンカーメンの治世前の エジプトでは、太陽神アテンを唯一神とし て崇めたアクエンアテン王の支配下において宗教騒動が巻き起こっていました。この彫像に見られるように、ツタンカーメンは伝統 的な多神教と、アムン神の主権を復活させま した。

Artwork Details

Object Information
  • 題: ツタンカーメンの頭部とアムン神の手
  • 時代: 新王国第18王朝
  • 月日: 紀元前1336–前1327年頃
  • 手法: 石灰岩 (硬化)
  • 寸法: 高さ15 cm、奥行き23 cm
  • 提供者: ロジャーズ基金、1950年
  • 受け入れ番号: 50.6
  • Curatorial Department: Egyptian Art

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3460. ツタンカーメンの頭部とアムン神の手

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ジェームス・アレン(James Allen): エジプトで最も有名なこの少年王は現在ツタンカーメン(TutankhAMUN)として知られていますが、幼くして即位した時には、彼はツタンカーテン(TutankhATEN)と呼ばれていました。彼の父親と言われているアクエンアテン(Akhenaten)王は、太陽神であるアテン(Aten)神を唯一神として信仰する新しい宗教を創設しました。ツタンカーテンからツタンカーメンに改名することによって、幼い王はアメン神の信仰に戻り、古い多神教を復活させたのです。

この愛らしい彫刻はこれらすべての重要な変化を暗示しているといえます。この彫像は戴冠式の様子を描いた彫刻の一つです。ツタンカーメンの王冠の上に置かれた手はアメン(Amun)の神の手で、神が王冠に触れることにより、王は神聖な存在になるのです。この彫刻群は元々アメン神信仰の中心であるカルナック(Karnak)神殿にあったと思われます。極めて精巧にできているこのツタンカーメンの肖像は、ふっくらとした頬やかわいらしい口元を若々しくあどけない様子で表現しています。うなじからたれ下がった飾りリボンにお気づきになりまhしたか。王冠は細部にわたるまで非常に丁寧に表現されています。作品は大理石に似た非常に硬い石灰岩でできています。黒や赤の顔料の跡が残っており、当初は彩色が施されていたと考えられています。

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