鎧兜
日本
この鎧は、10世紀から14世紀頃に日本の騎乗の武士が着用した甲冑の一種です。現存する鎧は非常に少なく、この作品はアメリカの美術館に収蔵されている唯一のものです。重さが約17.2 kgあり、何百枚もの漆塗りの鉄と皮革の小片が絹紐で結ばれています。胸板は皮革に不動明王の図像が型染めされています。気性の激しさと不動性を表す不動明王の図像は、武士道にふさわしいものでした。この鎧は、室町幕府を開いた将軍足利尊氏が京都近郊の神社に寄贈したと伝えられ、何世紀にもわたり保存されていたものです。
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