ハトシェプスト女王のスフィンクス
New Kingdom
テーベ、デール・エル・バハリ、センエンムト採石場
この威厳のあるスフィンクスは、ハトシェプ スト女王とその継息子トトメス 3世の共同統治期に製作されました。紀元前1458年に女王が亡くなった後、トトメス 3世の指示でデール・エル・バハリの葬祭殿に置かれていたハトシェプストの他の彫像とともに取り壊され、採石場に捨てられていたものを、メトロポリタン美術館の発掘チームが1920年代に発見し、復元したものです。当時発掘された6点の花崗岩のスフィンクスのうち、4 点はサイズが異なり、神殿の境内に単独で置かれていたと思われま す。重さ 6,759 kgのこの巨大な像は、入り口の両脇に置かれた対の片割れだと考えられています。もう片方のスフィンクスの遺物はカイロにあります。
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