アムン神の小像
Third Intermediate Period
おそらくテーベ、カルナック
鎌状の剣を持つアムンの肖像は、戦いの勝利を保証する守護神として表されています。重量が0.9kgある純金のこの小像は、おそらく神殿の儀式で使われたものと思われます。冠の後ろに壊れた輪がありますが、宝飾品としては重すぎるため、船形をした儀式用の祭壇から吊るされたか、司祭が行列行進の際に紐で吊って身に着けた可能性があります。または、過去にあった実際の慣習あるいは想像上の慣習と関係があったのかも知れません。冠にはこの他にもアムン神を象徴する羽が2本ありましたが、現在は折れて無くなっています。
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